第104回 看護師国家試験 午後 問6 解説
📝 問題
乳幼児で人見知りが始まる時期はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 人見知りが始まるのは生後6〜8か月ころである。
人見知りは、赤ちゃんがいつもの養育者とそれ以外の人を見分けられるようになったしるしで、生後6か月ころに始まり、8か月ころにはっきりしてくる。 「8か月不安」とも呼ばれる。
見分けがつくからこそ、知らない人に抱かれると泣き、養育者から離されると不安になる。 発達が順調に進み、愛着が育っていることを示す反応である。
愛着とは
赤ちゃんが特定の人との間につくる強い心のつながり。安心の土台になり、人見知りや後追いはその現れである。
- 1
生後1〜2か月不正解
生後1〜2か月は、生理的微笑から、相手を選ばずにほほえむ社会的微笑へ移っていく時期である。人を見分けてはいない。
- 2
生後6〜8か月正解
見慣れない人に泣いたり顔をそむけたりする人見知りが現れる。特定の人への愛着ができた合図になる。
- 3
生後18〜24か月不正解
1歳半から2歳は、自分でやりたい気持ちが強くなる第一反抗期にあたり、二語文も出始める。
- 4
生後36〜42か月不正解
3歳ころは、そばで別々に遊ぶ平行遊びから、友達と関わり合う遊びへ移る時期である。
📚 ここも一緒におさえておこう
乳児期の発達は、月齢とできるようになることの組合せを入れ替えて問われる。月齢の順に並べて覚えよう。
- 生後3〜4か月=首がすわる。あやすと声を出して笑う
- 生後5〜6か月=寝返りを打つ。手を伸ばして物をつかむ
- 生後9〜10か月=はいはいからつかまり立ちへ。指先で小さな物をつまむ
- 1歳前後=ひとり歩きが始まり、意味のあることばが1つ出る
参考: 厚生労働省「乳幼児身体発育調査」/系統看護学講座 小児看護学
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について