第104回 看護師国家試験 午前 問10 解説
📝 問題
免疫機能に関与する細胞はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 免疫機能に関与するのは白血球である。
血液の細胞は赤血球・白血球・血小板の3つで、このうち免疫を担うのは白血球である。 好中球が細菌を食べて処理し、リンパ球が抗体をつくったり感染した細胞を攻撃したりする。
赤血球は酸素を運ぶ細胞、血小板は出血を止める細胞で、免疫とは役割が分かれている。
網赤血球とは
骨髄から血液へ出たばかりの若い赤血球。血液中の割合をみると、赤血球がどれだけ作られているかが分かる。
- 1
血小板不正解
血小板は、傷ついた血管に集まって固まり、出血を止める細胞。
- 2
白血球正解
細菌やウイルスを処理し、抗体をつくる免疫の主役。
- 3
網赤血球不正解
網赤血球は骨髄でつくられたばかりの若い赤血球で、酸素を運ぶ側にあたる。
- 4
成熟赤血球不正解
成熟赤血球はヘモグロビンを含んで酸素を運ぶ細胞。核をもたない。
📚 ここも一緒におさえておこう
白血球は、種類ごとの割合と働きを入れ替えて問われる。多い順に「好中球・リンパ球・単球・好酸球・好塩基球」と並べて覚えよう。
| 種類 | 割合の目安 | 主な働き |
|---|---|---|
| 好中球 | 約60% | 細菌を食べて処理する |
| リンパ球 | 約30% | 抗体をつくる、感染した細胞を攻撃する |
| 単球 | 約5% | 異物を食べ、その情報をリンパ球へ伝える |
| 好酸球 | 約3% | 寄生虫の感染やアレルギーに関わる |
| 好塩基球 | 約1% | ヒスタミンを出し、アレルギーに関わる |
参考: 系統看護学講座 解剖生理学(血液と造血器)
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について