第109回 看護師国家試験 午前 問39 解説
📝 問題
薬の内服方法における頓用で正しいのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 頓用(頓服)は症状が現れたときに服用する方法である。
頓用(頓服)とは、あらかじめ決められた時刻ではなく、痛み・発熱・不眠などの症状が出たときに服用する内服方法である。 定時薬と対にして覚えるとよい。
週1回の服用や、食前・食後・指定時刻の服用は、いずれも決まったスケジュールに沿った内服で、頓用とは異なる。 頓用薬には解熱鎮痛薬・下剤・睡眠薬などがあり、服用間隔や1日の上限回数が指示されることが多い。
- 1
週に1回服用する。不正解
週1回の定期服用は頓用ではなく定時的な服用にあたる。
- 2
食事の前に服用する。不正解
食前服用は服用タイミングを定めた定時的な内服である。
- 3
指定された時間に服用する。不正解
指定時刻の服用は定時薬であり、頓用の定義とは異なる。
- 4
症状が現れたときに服用する。正解
頓用は症状が出現したときに必要に応じて服用する方法である。
📚 国試でよく狙われるところ
頓用は、定時薬との違いと、いつ飲むかを表す用語がまとめて問われる。用語と飲むタイミングを対にして覚えよう。
- 頓用薬の服薬指導では、どの症状のとき・いつ・どれだけ服用してよいかを具体的に伝える
- 麻薬による疼痛管理では、定時薬に加えて突出痛に用いるレスキュー薬(頓用)を併用する
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 頓用(頓服) | 症状が出たときに必要に応じて服用する |
| 食前 | 食事のおよそ30分前 |
| 食直前 | 食事の直前(数分前) |
| 食後 | 食事のおよそ30分後 |
| 食間 | 食事と食事の間(食後およそ2時間)。食事中ではない |
| 就寝前 | 就寝のおよそ30分前 |
α-グルコシダーゼ阻害薬や速効型インスリン分泌促進薬は食直前に服用する。舌下錠は飲み込まず舌の下で溶かす。
出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について