第105回 看護師国家試験 午後 問89 解説

一般在宅看護論✔ 監修済み

📝 問題

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

✅ 正解

2・3

💡 解説

✅ 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、24時間を通じて行われる地域密着型サービスである。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、重い介護が必要になっても自宅で暮らし続けられるように、平成24年(2012年)に作られた介護保険のサービスである。 1日に複数回の短時間の訪問(定期巡回)と、通報を受けて駆けつける対応(随時対応)を組み合わせ、24時間365日の体制で介護と看護を届ける。 介護保険のサービス区分では地域密着型サービスにあたる。

残りは対象か担い手が違う。対象は要介護1〜5の人で、要支援の人が使う介護予防の形は用意されていない。重症心身障害児への在宅支援は障害福祉制度が受け持つ。施設サービス計画を作るのは介護保険施設で、このサービスの利用者は居宅サービス計画にもとづいて使う。

地域密着型サービスとは

市町村が事業所を指定・監督し、原則としてその市町村の住民が使う介護保険のサービス区分。認知症対応型共同生活介護や小規模多機能型居宅介護も含まれる。

  • 1

    介護予防サービスである。不正解

    対象は要介護1〜5の人で、要支援の人向けの介護予防の形はない。

  • 2

    24時間を通じて行われる。正解

    定期の巡回訪問と、通報を受けての随時対応を組み合わせ、夜間も含めて24時間対応する。

  • 3

    地域密着型サービスである。正解

    地域密着型サービスの1つとして市町村が事業所を指定する。

  • 4

    重症心身障害児を対象とする。不正解

    重症心身障害児への在宅支援は障害福祉制度が受け持つ。介護保険の対象は原則65歳以上である。

  • 5

    施設サービス計画の作成を行う。不正解

    施設サービス計画を作るのは介護老人福祉施設などの介護保険施設。在宅の利用者は居宅サービス計画にもとづいて使う。

📚 混同しやすいので注意

在宅で介護と看護を届けるサービスは、名前が似ていて入れ替えて問われる。対応する時間帯と、看護が入るかどうかで見分けよう。

  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護=24時間の対応。介護と看護の両方が入る
  • 夜間対応型訪問介護=夜間だけの対応。介護のみで看護は入らない
  • 看護小規模多機能型居宅介護=通い・泊まり・訪問を組み合わせ、訪問看護も受けられる

参考: 介護保険法/標準的な在宅看護論(地域密着型サービスの体系)

出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

この問題をアプリで演習しませんか?

この1問を演習する(無料)第105回の問題一覧を見る