第115回 看護師国家試験 午後 問10 解説
📝 問題
チーム医療で適切なのはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ チーム医療の要は、メンバー間で目標を共有すること。
チーム医療とは、患者を中心に多職種がそれぞれの専門性を発揮し、対等な立場で連携・協働して医療を提供することをいう。
- 1
目標は医師の方針が優先される。不正解
職種の上下で決まるものではない。
- 2
チームメンバー間で目標を共有する。正解
正しい。目標を共有することで、各職種の介入が同じ方向に向く。
- 3
チームリーダーは看護師に固定する。不正解
リーダーは課題や場面に応じて最も適した職種が担う。
- 4
経験年数が同等の者でチームを構成する。不正解
職種・経験・視点が異なることこそチームの強みであり、経験年数をそろえる必要はない。
📚 国試でよく狙われるところ
チーム医療は、目標をだれが決めるか・リーダーをだれが務めるかを入れ替えて問われる。 迷ったら「患者を中心に全員で共有する」側を選ぶ。
- チーム医療のキーワードは専門性の発揮・目標の共有・情報の共有・役割分担と補完・対等な関係
- 看護師は患者に最も近い位置にいるため、多職種をつなぐ調整役(コーディネーター)を担うことが多い
| チーム | 主な目的 |
|---|---|
| 栄養サポートチーム(NST) | 低栄養の評価と栄養療法の提案 |
| 感染制御チーム(ICT) | 院内感染の監視・対策・アウトブレイク対応 |
| 抗菌薬適正使用支援チーム(AST) | 抗菌薬の選択・投与期間の適正化 |
| 呼吸サポートチーム(RST) | 人工呼吸器管理と早期離脱の支援 |
| 緩和ケアチーム | 苦痛症状の緩和と意思決定支援 |
| 褥瘡対策チーム | 褥瘡の予防・評価・治療計画 |
参考: 厚生労働省「チーム医療の推進について(チーム医療の推進に関する検討会 報告書)」
出典:「第115回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について