第114回 看護師国家試験 午前 問75 解説

一般健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

診療に関する諸記録に看護記録が含まれることを規定しているのはどれか。

✅ 正解

2

💡 解説

✅ 看護記録を「診療に関する諸記録」に含めると定めているのは医療法施行規則である。

医療法施行規則は、病院が備えなければならない「診療に関する諸記録」を定めており、そのなかに看護記録が挙げられている。

並んでいるのは、病院日誌、各科診療日誌、処方箋、手術記録、看護記録、検査所見記録、エックス線写真、入院・外来の患者数を明らかにする帳簿、入院診療計画書。

  • 1

    医師法不正解

    医師法は、医師が書く診療録の記載義務と5年間の保存義務を定めるが、看護記録については規定していない。

  • 2

    医療法施行規則正解

    正しい。看護記録が法令に名前を挙げて示されているのは、ここである。

  • 3

    個人情報の保護に関する法律不正解

    個人情報の保護に関する法律は、個人情報の取得・利用・提供・管理・開示のルールを定めるもの。看護記録の位置づけを定めた法律ではない。

  • 4

    保健師助産師看護師法施行規則不正解

    保健師助産師看護師法とその施行規則は、免許・業務・守秘義務・特定行為などを定めるが、看護記録の位置づけの規定はない。

📚 国試でよく狙われるところ

記録の保存期間は数字で問われる。多くは2年か5年である。

  • 看護師に「看護記録を書け」と直接命じた条文はないが、病院が備える記録とされ、診療報酬の要件にもなっているため実質的に必須である。
医療関係記録の根拠法と保存期間
記録根拠保存期間
診療録(カルテ)医師法5年
助産録保健師助産師看護師法5年
診療に関する諸記録(看護記録を含む)医療法施行規則2年
処方箋(薬局)薬剤師法3年
エックス線写真等医療法施行規則2年

参考: 医療法施行規則 第20条/医師法 第24条/日本看護協会 看護記録に関する指針

出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

この問題をアプリで演習しませんか?

この1問を演習する(無料)第114回の問題一覧を見る