第112回 看護師国家試験 午前 問9 解説

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📝 問題

令和2年(2020年)の衛生行政報告例における看護師の就業場所で、医療機関(病院、診療所)の次に多いのはどれか。

✅ 正解

4

💡 解説

✅ 4つの選択肢のうち、医療機関の次に看護師の就業者が多いのは訪問看護ステーションである。

衛生行政報告例によると、看護師の就業場所は病院・診療所などの医療機関が大多数を占める。医療機関以外では介護保険施設等と訪問看護ステーションが多く、事業所・市町村・保健所で働く看護師はごくわずかである。

国試では看護職の就業場所の分布が問われる。訪問看護ステーションの就業者数は、地域包括ケアシステムの推進による在宅ケアの拡大を背景に増えている。市町村や保健所は保健師の主な職場である点と対にして覚えておく。

地域包括ケアシステムとは

高齢者が住み慣れた地域で最期まで暮らせるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体で提供するしくみ。訪問看護の需要が増えている背景にある。

  • 1

    事業所不正解

    事業所(産業看護)で働く看護師もいるが、訪問看護ステーションより少ない。

  • 2

    市町村不正解

    市町村での就業者は保健師が中心で、看護師では上位ではない。

  • 3

    保健所不正解

    保健所は保健師の主な職場であり、看護師の就業場所としては上位ではない。

  • 4

    訪問看護ステーション正解

    選択肢の中では医療機関に次いで訪問看護ステーションでの就業者が多く、在宅ケアの拡大を反映する。

📚 国試でよく狙われるところ

看護職の就業場所は職種ごとに問われる。表ごと覚えておく。

看護職の主な就業場所(衛生行政報告例)
職種最も多い就業場所次に多い場所
保健師市町村(約5割)保健所、事業所
助産師病院(約6割)診療所、助産所
看護師病院(約7割)診療所
准看護師病院・診療所介護保険施設等

保健師だけが市町村で最も多い点が繰り返し問われる。

参考: 厚生労働省「衛生行政報告例」(令和2年)

出典:「第112回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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