第111回 看護師国家試験 午前 問90 解説
📝 問題
100 mg/5 mL と表記された注射薬を 75 mg 与薬するのに必要な薬液量を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。
※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。
✅ 正解
3.8
💡 解説
✅ 必要な薬液量は3.8mLである
100mg/5mLは、5mLの中に100mgが入っているという意味。75mgを与えるのに必要な液量を比例式で求める。
100mg:5mL=75mg:x mL x=5×75÷100=3.75mL
指示のとおり小数点以下第2位を四捨五入して、3.8mLとなる。
📚 丸暗記より仕組みで覚えよう
計算問題は数字だけを変えて毎年出る。比例式の形を1つ覚えて、そこに数字を当てはめるだけにしよう。 (表示量):(表示液量)=(指示量):(求める液量) 単位をそろえてから式を立てるのが、間違えないための最大のこつ。
- 濃度の換算=1%=10mg/mL、1g=1,000mg、1mg=1,000μg。「10%ブドウ糖液20mL」なら2gを含む。
- 希釈の考え方=原液に含まれる薬剤量は薄めても変わらない。必要量(mg)÷濃度(mg/mL)=液量(mL)。
- 点滴の滴下数=総輸液量(mL)×1mLあたりの滴数÷所要時間(分)。1mLあたりの滴数は成人用20滴・小児用(微量用)60滴。
- 答えは指示された桁で四捨五入し、単位を必ず付けて答える。
出典:「第111回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について