第108回 看護師国家試験 午前 問75 解説
📝 問題
医療提供の理念、病院・診療所等の医療を提供する場所、その管理のあり方を定めたのはどれか。
✅ 正解
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💡 解説
✅ 医療提供の理念や、病院・診療所などの場所とその管理のあり方を定めているのは医療法である。
医療法は、医療を受ける人の利益を守り、良質で適切な医療を提供する体制を確保することを目的とした法律である。 医療提供の理念、病院・診療所・助産所といった医療提供施設の開設・管理・整備、医療計画などを定めている。
他の選択肢は守備範囲が異なる。医師法は医師の資格と業務を定める法律、健康保険法は被用者保険による医療給付を定める法律、保健師助産師看護師法は保健師・助産師・看護師の資格と業務を定める法律で、いずれも医療提供施設の場所や管理のあり方を定めるものではない。
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医療法正解
医療提供の理念や、病院・診療所などの場所と管理のあり方を定めているのが医療法である。
- 2
医師法不正解
医師法は医師の資格・業務を定める法律で、医療提供施設の管理を包括的に定めるものではない。
- 3
健康保険法不正解
健康保険法は医療保険の給付を定める法律で、施設の場所・管理を定めるものではない。
- 4
保健師助産師看護師法不正解
保健師助産師看護師法は看護職の資格・業務を定める法律で、医療提供体制を定めるものではない。
📚 国試でよく狙われるところ
医療関係法規は、どの法律に何が書いてあるかを入れ替えて問われる。「人(資格)」「場所(施設)」「お金(給付)」のどれを定めた法律かで切り分けよう。
- 病床数20床以上が病院、19床以下(無床を含む)が診療所
- 医療計画は都道府県が定め、5疾病・6事業および在宅医療、基準病床数などを盛り込む
| 法律 | 定めている主な内容 |
|---|---|
| 医療法 | 医療提供の理念、病院・診療所・助産所の開設と管理、医療計画、医療安全の確保、医療法人 |
| 医師法 | 医師の免許、業務独占・名称独占、応召義務、診療録の記載と保存 |
| 保健師助産師看護師法 | 保健師・助産師・看護師・准看護師の免許、業務、守秘義務、特定行為研修 |
| 健康保険法 | 被用者保険の保険給付(療養の給付、高額療養費、傷病手当金、出産育児一時金) |
| 地域保健法 | 保健所・市町村保健センターの設置と業務 |
参考: 医療法
出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について