第108回 看護師国家試験 午前 問35 解説
📝 問題
健康寿命の説明で適切なのはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 生活習慣病を予防することは、健康寿命を延ばすことにつながる。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」をいう。 生活習慣病は、進行すると要介護状態や日常生活動作の低下につながる。その予防は、そのまま健康寿命を延ばすことになる。
他の3つは事実と違う。 健康寿命は年々延びており、2013年は2011年より長い。 男女で比べると女性のほうが長い。 平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に制限のある期間(不健康な期間)を指す。
- 1
生活習慣病の予防は健康寿命を伸ばす。正解
生活習慣病の予防は要介護化や活動の制限を防ぎ、健康寿命の延伸につながる。
- 2
2013年の健康寿命は2011年よりも短い。不正解
健康寿命は延伸傾向にあり、2013年は2011年より延びている。
- 3
2013年の健康寿命は女性より男性のほうが長い。不正解
健康寿命は女性のほうが男性より長く、記述が逆である。
- 4
平均寿命と健康寿命の差は健康上の問題なく日常生活ができる期間である。不正解
平均寿命と健康寿命の差は日常生活に制限のある期間であり、問題なく生活できる期間ではない。
📚 国試でよく狙われるところ
健康寿命は、定義そのものと、平均寿命との差が何を指すかが繰り返し問われる。ことばの意味を正確に覚えよう。 健康寿命は国民生活基礎調査の回答をもとに算出される。 健康日本21(第三次)でも、平均寿命の延びを上回る健康寿命の延びと、両者の差の縮小が目標に掲げられている。
- 平均寿命・健康寿命とも女性のほうが男性より長い。
- 平均寿命と健康寿命の差は日常生活に制限のある期間で、男性より女性のほうが長い。
- 平均寿命は、0歳の子どもがこれから平均して何年生きられるかを示す数。
- 平均余命は、20歳や65歳などある年齢の人が、そのあと平均して何年生きられるかを示す数。
参考: 厚生労働省「健康日本21(第二次)」/健康寿命の定義(健康上の問題で日常生活が制限されない期間)
出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について