第106回 看護師国家試験 午後 問89 解説

一般基礎看護学✔ 監修済み

📝 問題

6%A消毒液を用いて、医療器材の消毒用の0.02%A消毒液を1,500mL作るために必要な6%A消毒液の量を求めよ。 ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。 解答:①.②mL

※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。

✅ 正解

5.0

💡 解説

✅ 必要な6%A消毒液の量は5.0mLである。

薄める前と薄めたあとで、液に含まれる薬そのものの量は変わらない。ここを式にする。

作りたい0.02%A消毒液1,500mLに含まれる薬の量は、1,500 × 0.0002 = 0.3。 必要な6%A消毒液を x mLとすると、そこに含まれる薬の量は x × 0.06 になる。 この2つが等しいので、 x × 0.06 = 0.3 x = 0.3 ÷ 0.06 = 5.0mL

作るときは6%A消毒液を5.0mL量りとり、全体が1,500mLになるまで水を加える。加える水はおよそ1,495mLである。

📚 丸暗記より仕組みで覚えよう

希釈の計算は「薄めても薬の量は変わらない」の1本で解ける。%を小数に直すところさえ落とさなければ、どんな数字でも同じ手順で答えが出る。

  • 式は 濃い液の濃度 × 量 = 薄い液の濃度 × 量。求めたいものを x に置いて解く。
  • %は全体を100としたときにどれだけ含まれるかを表す。6%は0.06、0.02%は0.0002に直す。
  • 加える水の量は、作りたい全量から原液の量を引く。この問題では 1,500 − 5.0 = 1,495mL。

参考: 基礎看護学(消毒薬の希釈計算)

出典:「第106回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

この問題をアプリで演習しませんか?

この1問を演習する(無料)第106回の問題一覧を見る