第105回 看護師国家試験 午後 問41 解説

一般基礎看護学✔ 監修済み

📝 問題

病棟での医薬品の管理で正しいのはどれか。

  1. 1生ワクチンは常温で保存する。
  2. 2溶解した薬剤は冷凍保存する。
  3. 3劇薬は施錠できる場所に保管する。
  4. 4アンプルに残った麻薬注射液は廃棄する。

✅ 正解

出題時の取り扱いにより採点対象外(正答なし)とされた問題です。

💡 解説

✅ 本問は採点対象から除外された設問であり、正答は設定されていない。

厚生労働省は「選択肢に正解がないため」として、本問を採点対象から除外した。

病棟の医薬品管理では、保管の条件が薬ごとに決まっている。毒薬は施錠できる場所に保管し、劇薬は他の医薬品と区別して保管する。劇薬に施錠までは求められない。 生ワクチンは冷所で遮光して保存し、溶かした薬剤は速やかに使う。 麻薬は麻薬管理者が鍵のかかる固定した金庫で管理し、アンプルに残った注射液も看護師の判断だけで捨てることはできない。

  • 1

    生ワクチンは常温で保存する。不正解

    生ワクチンは冷所で遮光して保存する。常温に置くと効力が落ちる。

  • 2

    溶解した薬剤は冷凍保存する。不正解

    溶かした薬剤は品質が変わりやすいため、速やかに使う。冷凍保存はしない。

  • 3

    劇薬は施錠できる場所に保管する。不正解

    施錠が義務づけられているのは毒薬である。劇薬は他の医薬品と区別して保管すればよい。

  • 4

    アンプルに残った麻薬注射液は廃棄する。不正解

    麻薬注射液の残りは、看護師が自分の判断で捨てるものではない。麻薬管理者に返し、ほかの職員の立会いのもとで廃棄して記録に残す。

📚 国試でよく狙われるところ

医薬品の保管は、鍵がいるのはどれかを入れ替えて問われる。区分と保管方法を対にして覚えよう。

毒薬・劇薬・麻薬・向精神薬の保管
区分保管容器の表示
毒薬鍵のかかる場所に、他の医薬品と区別して保管黒地に白枠・白字で品名と「毒」
劇薬他の医薬品と区別して保管。施錠は不要白地に赤枠・赤字で品名と「劇」
麻薬鍵のかかる、動かせない金庫に保管。一緒に入れてよいのは覚醒剤だけ丸の中に「麻」
向精神薬鍵のかかる場所に保管。従業者が盗難の防止に注意を払っている場合を除く丸の中に「向」

参考: 厚生労働省 第105回看護師国家試験における採点除外等の取扱いをした問題について/医薬品医療機器等法

出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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