第105回 看護師国家試験 午前 問34 解説

一般健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

地域子育て支援センターの整備を掲げたのはどれか。

✅ 正解

2

💡 解説

✅ 地域子育て支援センターの整備を掲げたのは、新エンゼルプランである。

新エンゼルプランは、平成11年(1999年)に決められ、平成12年度からの5年間に進める少子化対策をまとめた計画である。保育所の待機児童の解消とあわせて、地域子育て支援センターの整備数を目標に掲げた。 子育て中の親子が集まって相談や情報交換ができる場を、身近な地域に増やすことがねらいだった。 この事業は平成19年度(2007年度)に「つどいの広場事業」と一つにまとめられ、現在は地域子育て支援拠点事業として児童福祉法に位置づけられている。

他の3つはいずれも法律で、児童福祉の土台や取り組みの進め方を定めたものである。

地域子育て支援拠点事業とは

子育て中の親子が集まって交流し、相談できる場を身近な地域に置く事業。保育所や児童館、公共施設などで行われる。

  • 1

    児童福祉法不正解

    児童福祉法は児童の福祉の土台を定める法律である。地域子育て支援拠点事業は、のちにこの法律へ位置づけられた。

  • 2

    新エンゼルプラン正解

    新エンゼルプランは、地域子育て支援センターの整備数を数値目標として示した計画である。

  • 3

    次世代育成支援対策推進法不正解

    次世代育成支援対策推進法は、自治体と企業に子育て支援の行動計画づくりを求める法律である。

  • 4

    児童虐待の防止等に関する法律不正解

    児童虐待の防止等に関する法律は、虐待の定義と、発見した人の通告義務を定めた法律である。

📚 国試でよく狙われるところ

少子化対策の計画は、名前と始まった年と中身を入れ替えて問われる。年代順に並べて覚えよう。

  • エンゼルプラン(平成7年度〜)=保育所の量的拡大と、地域子育て支援センターの創設
  • 新エンゼルプラン(平成12年度〜)=待機児童の解消と、支援センターの整備数の目標
  • 子ども・子育て応援プラン(平成17年度〜)=働き方の見直しを含めた4つの重点課題
  • 現在の少子化対策は、こども家庭庁が担うこども大綱にまとめられている

参考: こども家庭庁「地域子育て支援拠点事業」/児童福祉法

出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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