第114回 看護師国家試験 午後 問11 解説

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📝 問題

左心房と左心室の間にある弁はどれか。

✅ 正解

2

💡 解説

✅ 左心房と左心室の間にあるのは僧帽弁(左房室弁)。

心臓には4つの弁があり、どれも血液の逆流を防いでいる。左心房と左心室の間は僧帽弁で、弁尖が2枚なので二尖弁ともよばれる。右心房と右心室の間は三尖弁である。

心室の出口にある大動脈弁と肺動脈弁は、3枚の半月形の弁尖からなり半月弁と総称される。「心房と心室の間=房室弁、心室の出口=半月弁」と分けて覚えよう。

  • 1

    三尖弁不正解

    右心房と右心室の間にある房室弁。弁尖は3枚。左右を取り違えないこと。

  • 2

    僧帽弁正解

    正しい。左房室弁で弁尖は2枚。僧侶の帽子に似た形からこの名がある。

  • 3

    大動脈弁不正解

    左心室と大動脈の境にある半月弁。心房と心室の間ではなく、心室の出口にある。

  • 4

    肺動脈弁不正解

    右心室と肺動脈の境にある半月弁。これも心室の出口にある弁である。

📚 これとセットで理解しよう

血液の道すじをたどれば弁の順番が自然に出てくる。大静脈→右房→三尖弁→右室→肺動脈弁→肺→肺静脈→左房→僧帽弁→左室→大動脈弁→全身。

  • 第1音(I音)は房室弁の閉鎖音、第2音(II音)は半月弁の閉鎖音
  • 僧帽弁狭窄症では左房の圧が上がり、肺うっ血と心房細動を起こしやすい
心臓の4つの弁と聴診部位
弁位置弁尖聴診部位
僧帽弁左心房↔左心室2尖第5肋間左鎖骨中線(心尖部)
三尖弁右心房↔右心室3尖第4肋間胸骨左縁
大動脈弁左心室↔大動脈3尖第2肋間胸骨右縁
肺動脈弁右心室↔肺動脈3尖第2肋間胸骨左縁

参考: 系統看護学講座 解剖生理学

出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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