第114回 看護師国家試験 午前 問10 解説
📝 問題
令和4年(2022年)の国民生活基礎調査で全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合に最も近いのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 65歳以上の者がいる世帯は全世帯の50.6%で、約50%にあたる。
令和4年(2022年)の国民生活基礎調査では、65歳以上の者がいる世帯は全世帯の50.6%。日本の世帯の半数に高齢者がいる。
その内訳は次のとおり。 ・夫婦のみ=32.1% ・ひとり暮らし(単独)=31.8% ・親と未婚の子のみ=20.1% ・三世代=7.1%
夫婦のみとひとり暮らしで6割を超え、三世代は7%まで減った。「高齢者は子や孫と同居している」という前提はもう成り立たない。ここが独居高齢者の見守りや老老介護の課題につながる。
- 1
10%不正解
10%では低すぎる。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)でも約29%ある。
- 2
30%不正解
30%は、全世帯に占める単独世帯の割合(32.9%)に近い数字。65歳以上のいる世帯はもっと多い。
- 3
50%正解
正しい。50.6%で、これが最も近い。この割合は長期的に増えてきている。
- 4
70%不正解
70%では高すぎる。子育て世代や若い単身世帯も相当数ある。
📚 国試でよく狙われるところ
国民生活基礎調査は、世帯の数字以外もまとめて問われる。
- 全世帯でみた世帯構造は単独世帯32.9%>夫婦と未婚の子のみ25.8%>夫婦のみ24.5%の順。
- 1世帯あたりの平均人数は2.25人まで減っている。
- 3年ごとに大規模調査、その間の年は簡易調査として毎年行われる。
- 有訴者率・通院者率・介護の状況・所得の状況もこの調査で調べる。
参考: 厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査の概況」
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について