第113回 看護師国家試験 午後 問57 解説
📝 問題
正常に経過している妊娠26週の妊婦が、次に妊婦健康診査を受診する時期として推奨されるのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 妊娠26週の妊婦健康診査では、次回受診は2週後が推奨される。
正常に経過している妊婦は、妊娠24〜35週は2週ごとに妊婦健康診査を受ける。妊娠26週では次回は2週後が推奨される。
妊婦健康診査の間隔は、妊娠週数が進むほど短くなる。妊娠後期は妊娠高血圧症候群や胎児発育の異常など、母児の健康状態が変化しやすいためである。
妊娠高血圧症候群とは
妊娠中に血圧が高くなる状態。尿蛋白を伴うこともあり、重くなると母体にもおなかの児にも危険が及ぶ。健診ごとの血圧と尿の確認が早期発見につながる。
- 1
4週後不正解
4週ごとの間隔は妊娠23週ごろまでの時期に該当し、26週では長すぎる。
- 2
3週後不正解
3週後という間隔は標準的な妊婦健診の推奨スケジュールに含まれない。
- 3
2週後正解
妊娠24〜35週は2週ごとの受診が推奨され、26週の次回は2週後となる。
- 4
1週後不正解
1週ごとの間隔は妊娠36週以降に該当し、26週の段階では推奨されない。
📚 国試でよく狙われるところ
- 毎回の基本検査は体重・血圧・尿検査(蛋白・糖)・浮腫・腹囲・胎児心音
- 妊婦健診は市町村の公費助成(14回程度)が受けられる
- 妊娠高血圧症候群は妊娠中に高血圧が出るもので、健診での血圧と尿蛋白の確認が早期発見につながる
| 妊娠週数 | 間隔 | 回数の目安 |
|---|---|---|
| 初期〜23週 | 4週間に1回 | 計4回程度 |
| 24〜35週 | 2週間に1回 | 計6回程度 |
| 36週〜分娩 | 1週間に1回 | 計4回以上 |
参考: 妊婦健康診査の標準的な受診間隔
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について