第113回 看護師国家試験 午後 問24 解説
📝 問題
側臥位における褥瘡の好発部位はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 側臥位における褥瘡の好発部位は耳介部である。
褥瘡は骨の突出部など、体重による圧迫を受けやすい部位に生じる。側臥位では、下になる耳介部が好発部位にあたる。
後頭部・仙骨部・肩甲骨部は、いずれも仰臥位での好発部位である。とりわけ仰臥位では仙骨部が最も褥瘡を生じやすい。
- 1
後頭部不正解
後頭部は仰臥位での好発部位である。
- 2
耳介部正解
耳介部は側臥位で圧迫を受けやすく、褥瘡の好発部位である。
- 3
仙骨部不正解
仙骨部は仰臥位で最も褥瘡を生じやすい部位である。
- 4
肩甲骨部不正解
肩甲骨部は仰臥位での好発部位である。
📚 ここも一緒におさえておこう
褥瘡は、リスク評価に使うスケールの名前と、予防の数値がそのまま問われる。
- リスク評価にはブレーデンスケール(6〜23点)を用いる。点数が低いほどリスクが高く、一般病院では14点以下を目安とする
- 深達度・治癒過程の評価はDESIGN-R®2020で行う
- 体位変換は2時間以内ごとを目安とし、患者の状態・皮膚所見・体圧分散マットレスの使用状況に応じて間隔を調整する
- ずれ・摩擦を防ぐため、可能な範囲でギャッチアップを30度以下とし、体位変換後に背抜きを行う
| 体位 | 好発部位 |
|---|---|
| 仰臥位 | 後頭部・肩甲骨部・肘頭部・仙骨部・踵骨部 |
| 側臥位 | 耳介部・肩峰突起部・腸骨稜・大転子部・膝関節外側・外果 |
| 腹臥位 | 前額部・頬部・前胸部・腸骨稜(前面)・膝蓋部・足趾 |
| 座位 | 尾骨部・坐骨結節部・肩甲骨部・踵部 |
参考: 標準的な褥瘡ケア(体位別の好発部位)
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について