第113回 看護師国家試験 午後 問1 解説
📝 問題
令和3年(2021年)の日本における簡易生命表で女性の平均寿命に最も近いのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 令和3年(2021年)の女性の平均寿命は約87.6年である。
簡易生命表における平均寿命とは0歳の平均余命を指す。令和3年(2021年)の女性の平均寿命は87.57年で、87年が最も近い。男性は81.47年であり、女性が男性より約6年長いという男女差も併せて押さえておきたい。
国試では平均寿命の概数が問われる。女性約87年、男性約81年と覚えておく。日本は世界有数の長寿国であり、女性の平均寿命は長年世界トップクラスを維持している。統計年次により小数点以下は変動するが、女性87年台・男性81年台という水準は近年安定している。
- 1
77年不正解
77年は女性の平均寿命としては短く、1970年代半ば頃の水準に近い。
- 2
82年不正解
82年は男性の平均寿命(約81年)に近く、女性としては短い。
- 3
87年正解
令和3年の女性の平均寿命は87.57年で、87年が最も近い。
- 4
92年不正解
92年は実際の女性の平均寿命を上回っており適切でない。
📚 混同しやすいので注意
平均寿命は、その年の死亡状況が今後も続くと仮定して算出した0歳の平均余命であり、実際の寿命を予測した値ではない。完全生命表は国勢調査年に、簡易生命表は毎年公表される。
- 健康寿命(日常生活に制限のない期間)は令和4年(2022年)で男性72.57年・女性75.45年
- 同年の平均寿命と健康寿命の差は男性で約8.5年・女性で約11.6年。健康日本21(第三次)では、この差の縮小が目標とされている
- 女性の平均寿命は長年世界1位を維持している
参考: 厚生労働省「令和3年簡易生命表」/厚生労働省「健康寿命の令和4年値」
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について