第111回 看護師国家試験 午前 問10 解説
📝 問題
令和元年(2019 年)の国民生活基礎調査で次の世帯構造のうち最も少ないのはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 国民生活基礎調査の世帯構造で最も少ないのは三世代世帯である。
令和元年(2019年)の国民生活基礎調査では、世帯構造は単独世帯が最も多く、夫婦と未婚の子のみの世帯、夫婦のみの世帯と続き、三世代世帯が最も少ない。
祖父母・親・子が同居する三世代世帯は、核家族化と高齢者のひとり暮らしの増加で年々減っている。最新の令和5年(2023年)調査でも、この4つの並びは変わっていない。
覚え方は「ひとり暮らしが最多、大家族が最少」。家族の小規模化という流れをそのまま表している。
国民生活基礎調査とは
厚生労働省が毎年行う、世帯の構成や所得、健康や介護の状況を調べる大きな標本調査。3年ごとに大規模な調査を行う。
- 1
単独世帯不正解
単独世帯はむしろ最も多い世帯構造で、増加傾向にある。
- 2
三世代世帯正解
三世代世帯は核家族化で年々減少し、選択肢中で最も少ない。
- 3
夫婦のみの世帯不正解
夫婦のみの世帯は高齢化で増加傾向にあり、最少ではない。
- 4
夫婦と未婚の子のみの世帯不正解
夫婦と未婚の子のみの世帯は依然多く、三世代世帯より多い。
📚 国試でよく狙われるところ
国民生活基礎調査からは、世帯の分類と代表的な割合がまとめて問われる。分類は名前と定義を対にして覚えよう。
- 核家族世帯=夫婦のみ/夫婦と未婚の子のみ/ひとり親と未婚の子のみ の3類型。
- 高齢者世帯=65歳以上の者のみ、またはこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯。
- 65歳以上の者のいる世帯は全世帯の約半数を占め、そのうち単独世帯・夫婦のみ世帯が多い。
- 有訴者率・通院者率は人口千対で表す。
参考: 厚生労働省「国民生活基礎調査」
出典:「第111回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について