第109回 看護師国家試験 午後 問1 解説

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📝 問題

平成29年(2017年)の日本における簡易生命表で女性の平均寿命に最も近いのはどれか。

✅ 正解

3

💡 解説

✅ 平成29年の女性の平均寿命は87.26年で、最も近いのは87年。

平成29年(2017年)簡易生命表における女性の平均寿命は87.26年、男性は81.09年である。 女性は87年が最も近い。

平均寿命とは0歳の平均余命を指す。 日本人の平均寿命は男女とも世界でも高い水準にあり、近年も男性81年前後・女性87年前後で推移している。 国試では「女性は約87年・男性は約81年」というおおよその値を押さえておく。男女差はおよそ6年である。

平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)は区別する。 両者の差が、要介護などの期間を示す指標として重視されている。

簡易生命表とは

ある年の死亡の状況をもとに、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを推計してまとめた表。

  • 1

    77年不正解

    77年は実際の値(87.26年)より約10年低く、男性の平均寿命よりも低い。

  • 2

    82年不正解

    82年は男性の平均寿命(81年前後)に近く、女性の値としては低い。

  • 3

    87年正解

    女性の平均寿命87.26年に最も近い。

  • 4

    92年不正解

    92年は実際の値より約5年高く、平均寿命としては過大である。

📚 混同しやすいので注意

平均寿命・平均余命・健康寿命と、それを求める生命表は、言葉を入れ替えて問われる。誰の・どんな期間の話かで見分けよう。 平均寿命は、その年の死亡の状況がこの先も続くと仮定して計算した値で、実際の寿命を予測したものではない。 完全生命表は国勢調査の年に、簡易生命表は毎年公表される。

  • 健康寿命(日常生活に制限のない期間)は男性約72年・女性約75年
  • 平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年・女性で約12年あり、この差の短縮が健康日本21の目標
  • 65歳の平均余命は男性約20年・女性約25年で、平均寿命とは別の指標として押さえる

参考: 厚生労働省「平成29年簡易生命表」

出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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