第109回 看護師国家試験 午前 問8 解説
📝 問題
レスパイトケアの目的はどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ レスパイトケアの目的は介護者の休息である。
レスパイトケアの「レスパイト」は休息という意味である。 在宅で介護を担う家族が、一時的に介護から離れて休めるように支えることをいう。
他の3つも大切な支援だが、レスパイトケアそのもののねらいではない。介護者同士の交流は家族会などが担い、療養指導は介護のしかたを伝えること、自己決定支援は療養者本人の意思を支えることである。
介護者の負担を軽くし、介護の継続を支えるのが目的である。
- 1
介護者の休息正解
レスパイトケアは介護者に休息を提供し介護負担を軽減する。
- 2
介護者同士の交流不正解
介護者同士の交流は家族会等の目的で、レスパイトの主目的でない。
- 3
介護者への療養指導不正解
療養指導は別の支援であり、レスパイトの目的とは異なる。
- 4
療養者の自己決定支援不正解
療養者の自己決定支援は重要だが、休息提供が本来の目的。
📚 ここも一緒におさえておこう
レスパイトケアは、目的とサービス名を入れ替えて問われる。「誰のための支援か」で見分けよう。
- レスパイトの代表的な手段は、短期入所生活介護(ショートステイ)・短期入所療養介護・通所介護(デイサービス)
- 介護者の負担はZarit(ザリット)介護負担尺度などで測ることができる
- 介護離職を防ぐため、育児・介護休業法により介護休業(対象家族1人につき通算93日)を取得できる
- 家族会や認知症カフェは介護者同士が体験を分かち合える場で、レスパイトとは目的が異なる
出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について