第108回 看護師国家試験 午後 問7 解説
📝 問題
生後4か月の乳児の発達を評価するのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 生後4か月の乳児の発達を評価する項目は首のすわりである。
首のすわり(定頸)は生後3〜4か月で完成する運動発達の指標である。 腹臥位で頭を持ち上げられるか、仰向けから引き起こしたときに頭がついてくるかで評価する。 乳児健診で最初に確認される粗大運動の項目であり、生後4か月の発達をみる項目としてふさわしい。
他の3つは、いずれも生後4か月より後に獲得される運動で、この月齢ではまだ見られない。
- 1
寝返り不正解
寝返りは生後5〜6か月ごろに見られる運動で、生後4か月の評価項目としては早い。
- 2
お座り不正解
お座りは生後7か月ごろに安定するもので、生後4か月では評価できない。
- 3
首のすわり正解
首のすわりは生後3〜4か月で完成する発達の指標であり、生後4か月の評価に用いる。
- 4
つかまり立ち不正解
つかまり立ちは生後8〜9か月ごろの運動で、生後4か月では見られない。
📚 国試でよく狙われるところ
粗大運動の発達は「順序」と「月齢」をセットで問われる。 獲得される順番に並べて覚えよう。
| 月齢の目安 | 獲得される運動 |
|---|---|
| 3〜4か月 | 首のすわり(定頸) |
| 5〜6か月 | 寝返り |
| 7か月ごろ | お座り(支えなしで座る) |
| 8〜9か月 | はいはい・つかまり立ち |
| 10〜11か月 | つたい歩き |
| 1歳前後 | 独歩 |
1歳6か月児健診では独歩、3歳児健診では片足立ちなどが確認される。
参考: 厚生労働省「乳幼児身体発育調査」
出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について