第108回 看護師国家試験 午後 問51 解説

一般健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

介護保険制度における地域密着型サービスはどれか。

✅ 正解

4

💡 解説

✅ 介護保険制度の地域密着型サービスは「認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)」である。

地域密着型サービスは、要介護者ができる限り住み慣れた地域で暮らし続けられるようにするサービス群である。市町村が指定・監督し、原則としてその市町村の住民が利用する。 代表が認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)で、ほかに小規模多機能型居宅介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能型居宅介護、地域密着型特定施設入居者生活介護などがある。

他の選択肢は地域密着型ではない。 介護老人保健施設は施設サービスである。 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)も施設サービスで、定員29人以下のものだけが地域密着型に区分される。 通所リハビリテーション(デイケア)は居宅サービスである。

居宅・施設・地域密着型の3類型ごとに、代表例を整理しておく。

小規模多機能型居宅介護とは

一つの事業所で、通い(デイサービス)を中心に、訪問と泊まりを組み合わせて使える介護保険サービス。なじみの職員が対応する。

  • 1

    介護老人保健施設不正解

    介護老人保健施設は施設サービスであり、地域密着型サービスには含まれない。

  • 2

    介護老人福祉施設不正解

    介護老人福祉施設(特養)は原則として施設サービスに区分される。

  • 3

    通所リハビリテーション不正解

    通所リハビリテーション(デイケア)は居宅サービスであり、地域密着型ではない。

  • 4

    認知症対応型共同生活介護〈認知症高齢者グループホーム〉正解

    認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は代表的な地域密着型サービスである。

📚 関連知識

介護保険サービスの類型
類型指定・監督代表的なサービス
居宅サービス都道府県・指定都市・中核市訪問介護、訪問看護、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生活介護、福祉用具貸与
施設サービス都道府県・指定都市・中核市介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院
地域密着型サービス市町村認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能型居宅介護、夜間対応型訪問介護

地域密着型サービスは原則としてその市町村の住民が利用する。住み慣れた地域での生活継続を支える仕組み。

参考: 介護保険法/厚生労働省「介護保険制度の概要」

出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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