第108回 看護師国家試験 午前 問90 解説
📝 問題
身長170cm、体重70kgの成人の体格指数〈BMI〉を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。
✅ 正解
24
💡 解説
✅ 身長170cm・体重70kgのBMIは約24.2で、小数点以下第1位を四捨五入すると24になる。
体格指数〈BMI〉は、体重(kg)÷身長(m)の2乗で求める。 身長170cm=1.70mなので、1.70×1.70=2.89。 70÷2.89=24.22…となる。 設問の指示どおり小数点以下第1位を四捨五入すると、答えは24になる。
BMIは肥満・やせの判定に使う基本の指標で、計算問題として繰り返し出る。 つまずきやすいのは、身長をcmのまま計算してしまうことと、四捨五入する桁を読み違えることの2つ。 求めた24は、日本肥満学会の基準では普通体重にあたる。
📚 ここも一緒におさえておこう
体格の指数は、式・判定の区切り・対象年齢を入れ替えて問われる。 どの指数を誰に使うのかまで、セットで覚えよう。
- 標準体重(kg)=身長(m)の2乗×22
- 世界保健機関〈WHO〉の基準では30以上を肥満とし、日本の基準(25以上)とは区切りが異なる
- カウプ指数(乳幼児)とローレル指数(学童)も、同じく体重と身長から求める体格指数
| BMI | 判定 |
|---|---|
| 18.5未満 | 低体重(やせ) |
| 18.5以上25未満 | 普通体重 |
| 25以上30未満 | 肥満(1度) |
| 30以上35未満 | 肥満(2度) |
| 35以上40未満 | 肥満(3度) |
| 40以上 | 肥満(4度) |
BMI 22が標準体重(統計上、有病率が最も低い)とされる。
参考: 日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン」/体格指数〈BMI〉の算定に関する標準的知見
出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について