第105回 看護師国家試験 午後 問11 解説
📝 問題
不随意筋はどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 不随意筋にあたるのは心筋である。
筋は、自分の意思で動かせる随意筋と、意思とは関係なく動く不随意筋に分けられる。 心筋は心臓の壁をつくる筋で、洞房結節が出す信号と自律神経の調節によって、意思とは関係なく動き続ける。
僧帽筋・大殿筋・ヒラメ筋は、いずれも骨について体を動かす骨格筋で、自分の意思で動かせる随意筋である。
- 1
心筋正解
心筋は心臓の壁をつくる筋で、意思とは関係なく規則正しく収縮を続ける不随意筋である。
- 2
僧帽筋不正解
僧帽筋は首から背部の上方に広がる骨格筋で、肩をすくめる動きに働く随意筋である。
- 3
大殿筋不正解
大殿筋は殿部にある大きな骨格筋で、股関節を伸ばす動きに働く随意筋である。
- 4
ヒラメ筋不正解
ヒラメ筋は下腿の後面にある骨格筋で、つま先立ちの動きに働く随意筋である。
📚 混同しやすいので注意
筋は「横紋があるか」と「意思で動かせるか」の2つの軸で分けられる。心筋だけが横紋筋なのに不随意筋という組合せになる点が、くり返し問われる。
| 種類 | 横紋 | 意思での調節 | ある場所 |
|---|---|---|---|
| 骨格筋 | あり | できる(随意筋) | 骨について体を動かす |
| 心筋 | あり | できない(不随意筋) | 心臓の壁 |
| 平滑筋 | なし | できない(不随意筋) | 胃・腸・血管・膀胱・子宮などの壁 |
参考: 解剖生理学
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について