第103回 看護師国家試験 午後 問106 解説
📝 問題
次の文を読み106〜108の問いに答えよ。Aさん(17歳、女子、高校生)は、3か月前から月経初日に腹痛や腰痛が生じて、学校を休むようになったため婦人科を受診した。Aさんの月経周期は26〜34日、持続日数は4〜6日である。Aさんはコーヒーを毎朝1杯飲んでおり、運動習慣はない。Aさんは身長162cm、体重55kgであり、既往歴に特記すべきことはない。 看護師はAさんの最近の月経状況について情報収集をした。月経時は普通サイズのパッドで対処しており、凝血塊が混じることはない。9月と10月のカレンダーを示す。 ただし、○は月経日を示す。 今回のAさんの月経周期を求めよ。 解答:①②日
※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。
✅ 正解
33
💡 解説
✅ 今回の月経周期は33日である。
月経周期は、月経が始まった日を1日目として、次の月経が始まる日の前日までを数える。次の月経の初日は入れない。
カレンダーの○から、今回の月経は9月2日に始まり、次の月経は10月5日に始まったと読み取れる。 月をまたぐので、9月ぶんと10月ぶんに分けて足す。 9月2日から9月30日まで=29日(9月は30日まで) 10月1日から10月4日まで=4日 29日+4日=33日
Aさんが話している月経周期は26〜34日で、今回の33日もその幅の中にある。
📚 国試でよく狙われるところ
月経は、周期の日数と出血が続く日数の正常な幅がそのまま問われる。数字を先に覚えて、外れたときの呼び名を対にしよう。 月経周期は25〜38日が正常で、24日以内を頻発月経、39日以上3か月以内を希発月経という。 出血が続く日数は3〜7日が正常で、8日以上続くものを過長月経という。
参考: 日本産科婦人科学会(月経周期・月経異常の定義)/標準的な母性看護学(月経の生理)
出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について